■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > DTMでのグルーヴ設定方法DTMでのグルーヴ設定方法(swing)難易度3★★★☆☆___________ 今回は「DTMでのグルーヴ設定方法(swing)」について書いてみましょう。 DTMで打ち込みをするときに、頭の中で鳴っているグルーヴ(ノリ)を 完璧に演奏できる場合は良いのですが、 うまく行かない場合は後から編集をしますよね? まずは実際に弾いて打ち込み、その後で細かい部分を 修正することが多いと思います。 その時に「クオンタイズ」という機能を使い、 音符のズレを修正することが多いと思います。 あるいは、最初からステップ入力で打ち込むという方法もありますね。 クオンタイズやステップ入力を使えば、確かにリズムはピッタリ合いますが、 微妙なグルーヴが無くなる事があります。 たとえばジャズなどのように、少し跳ねたリズムにしたい時は、 思い通りのグルーヴにならないこともあるのではないでしょうか? そういうときに「swing(スウィング)」という機能を試してみてください。 これはクオンタイズ機能のオプションとして使えるようになっていますが、 微妙な跳ね具合を出すことができます。 スウィングは、どのくらい跳ねさせるのかを 「%」で設定します。 たとえば、8分音符を基本としたリズムに、 スウィング「0%」でクオンタイズをかけると、 普通に8分音符のクオンタイズがかかります。 つまり、スウィングがかかっていない状態です。 4分音符1つの長さを「480」と仮定すると、 この場合は「0、240、480...」という位置に音符が配置されます。 次に、スウィング「100%」でかけてみるとどうなるでしょうか? これは3連符のクオンタイズがかかった状態になります。 同じく4分音符の長さを「480」と仮定すると、 この場合は「0、320、480...」という位置に音符が配置されます。 「タッカ、タッカ...」という感じのリズムですね。 つまり、スウィングの「%」を設定すれば、 微妙なグルーヴが表現できます。 たとえば「3連符まで跳ねなくても良いので、微妙に跳ねさせたい」という時は、 スウィングを「80%」くらいに設定します。 この場合は「0、304、480...」という位置に音符が配置されます。 ※100%=320、0%=240なので、 240+(320−240)×0.8=304 逆に100%を超える数値を設定して、 「タメのある跳ね具合を表現したグルーヴ」を作ることも出来ますね。
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