■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > 詞先作曲での注意点詞先作曲での注意点難易度3★★★☆☆___________ 今回は「詞先作曲での注意点」について書いてみましょう。 以前にも、「詞先」「曲先」について少し書きましたが、 今回は、「詞先」で注意する点について書いてみます。 字から想像できると思いますが、 「詞先」とは、まず歌詞を作り、その歌詞にメロディを付けていく作曲方法、 「曲先」とは、まず曲を作り、その曲に歌詞を付けて行く作曲方法です。 現代では、約9割の曲が「曲先」で作られているようです。 とは言え、「この詞に曲をつけてほしい」と頼まれることもありますよね。 僕もクライアントから、自由に書いた詞を渡されて、 曲をつけてほしいと依頼されることがあります。 その時に問題になってくるのが、 「歌詞の構成」です。 歌詞にもいろんなものがありますが、 「歌をつけるための詞」の構成になっていない物が良くあります。 というよりも、(作詞家が作った詞でない場合は)ほとんどです(苦笑) 「歌をつけるための詞」とは、曲の構成が考えられている詞のことです。 つまり、「メロディの語数」や「Aメロ-Bメロ-サビ」のような流れを 考慮した詞の事です。 渡された歌詞が、このような「歌をつけるための詞」になっていない場合は、 歌詞をそのまま使うと、バランスの悪い曲になる可能性が高いです。 こういう時は、作詞者と話し合いながら歌詞を修正していくか、 歌詞を修正する許可をもらい、作曲者がリードして歌詞を微調整していきましょう。 もちろん、できるだけ歌詞のイメージを維持し、 完成したら、作詞者にチェックしてもらうこともお忘れなく。 作詞者も、その詞で表現したい世界があるので、 無断で変更するとトラブルの元ですからね。
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