曲の構造

曲の構造


わくわく作曲先生♪トップページDTM、作曲、レコーディングの豆知識 > 曲の構造



今回は「曲の構造」について書いてみます。



曲の中には、いくつかのブロックがあり、

このブロックを組み合わせて、「曲の流れ」が作られています。



「Aメロ」「Bメロ」などという言葉を聞いたことがあると思います。

これは、簡単に言うと「メロディの種類」を分類したものです。

メロディが無い曲の場合は、

「コード進行の種類」と考えても良いでしょう。



この「メロディの種類」を、アルファベット順に数えて行き、

「Aメロ」「Bメロ」などという呼び方をします。



J−POPでは、以下のような流れが多いですね。


●イントロ−Aメロ−Bメロ−Cメロ−間奏−

     −Aメロ−Bメロ−Cメロ−間奏−

     −Cメロ−Cメロ’−アウトロ



※「イントロ、間奏、アウトロ(エンディング)」は、そのまま呼びます。

 「サビ」は「Cメロ」と書いています。



あるいは、「サビ」から始まる流れもあるでしょう。

「Dメロ」を作っても良いですね。



●Cメロ−間奏−Aメロ−Bメロ−Cメロ−間奏−
 
       −Aメロ−Bメロ−Cメロ−間奏−

       −DメローCメロ−Cメロ’−アウトロ



「Bメロ」なしのパターンも多いです。


●イントロ−Aメロ−Cメロ−間奏−
 
     −Aメロ−Cメロ−間奏−

     −Dメロ−Cメロ−Cメロ’−アウトロ



他にも「間奏が無いパターン」や、

アウトロを無しにして、「Cメロ(サビ)」を繰り返しながら

フェードアウトも考えられるでしょう。



このように、いろんな組み合わせがありますね。

ですがどの流れでも、「Aメロ」「Cメロ(サビ)」は存在します。



曲の主役は「Cメロ(サビ)」です。

その主役を引き立てるために、その他のブロックが存在する、

と考えれば良いですね。



インスト(歌が無い、楽器だけの音楽)やBGMでも

考え方は同じです。



ただ、インストやBGMの場合は

もっといろんなパターンが考えられます。

「Fメロ」くらいまで作っても良いし、

組み合わせも自由です。



ですがやはり、「サビ」に相当する部分は、

適度に登場させた方が良いでしょう。



あくまでも、主役は「サビ」、

その主役を引き立てるために、その他のブロックが存在する、

という考え方は同じです。



なお、インストで「Aメロ」「Cメロ(サビ)」のような

シンプルな構成にする場合は、

そのまま繰り返すと飽きてきますよね。

(歌モノでは歌詞が変わるので、ある程度は大丈夫です)



よって、同じメロディを繰り返すとしても、

単純に繰り返すだけでなく、

音色を変えたり、他の楽器を加えたりして、

変化を付けましょう。



以上のような構造を意識して、1曲の流れを組み立てると、

メリハリがついた曲になりますよ(^O^)/


→「DTM、作曲、レコーディングの豆知識」のもくじへ戻る

→わくわく作曲先生「トップページ 」へ戻る



その後は、まぐまぐ時代にエンターテイメント部門1位を獲得した
メルマガ「秘密の音楽法♪」の最新版を、毎週お届けします。


購読は無料です。
今すぐご登録ください♪

メールアドレス入力欄


※メールアドレスが間違っていると届かないので、
正確にご記入ください。