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作曲依頼主のイメージを引き出す質問リスト

難易度4★★★★☆
___________



今回は「作曲依頼主のイメージを引き出す質問リスト」について書いてみます。


作曲の依頼を受けた時、

クライアント(作曲依頼主)との意思疎通は大切です。


この意思疎通が出来ていないと、

苦労して作った曲が、あっさりとボツになることがありますからね(^^;)


このリスクを減らすためには、

やはり事前に、いろんな質問をして、

クライアントとイメージを共有しておくことが大切です。

場合によっては、取材も必要でしょう。


ではどのような質問をするのか、

僕の例を紹介しますね。


1、曲の使用目的


これが一番大切です。

どこで流す曲なのか知っておかないと、

イメージがわきませんからね。


聞くだけで分かるものであれば良いのですが、

何かのイベントで使うならば、そのイベントに参加して、

イメージを膨らませる必要があるかもしれないし、

社歌にするならば、どんな会社なのか知っておく必要があります。


どのようなシチュエーション(場面)で流すのかも重要ですね。


2、曲のイメージ


クライアントの頭の中にあるイメージを

直接聞き出します。

ジャンルや、「○○な感じ」「○○に似ている」など、

いろんな角度から聞きだします。


特に、作ってほしい曲に似ている曲を

3曲ほど上げてもらうことが出来れば、

かなりの確率で、イメージを共有できますね。


3、テンポ


アップテンポ、ミドルテンポ、スローテンポくらいは

聞いておきます。

これによって、大きなミスを減らすことが出来ます。


4、歌モノかインストか


これは、こちらが聞かなくても言ってくれると思いますが、

重要なので聞いておきます。

複数のヴォーカルに協力してもらえるならば、

ヴォーカルの声質も聞いておくと良いですね。


あるいは、歌ってくれるヴォーカルの声を

伝えておきます。


もし、声を気に入ってくれない場合は、

なかなか難しい作業になります。

他のヴォーカルに協力してもらった方が良いですね。


インストならば、使用楽器のイメージを聞きだします。

クライアントが楽器に詳しければいいのですが、

イメージを聞いておくだけでも、かなり役に立ちます。


5、曲の時間

大体何分くらいの曲がほしいか聞いておきます。


6、歌詞


歌モノであれば、歌詞も必要です。

クライアント自身が作詞する場合も多いのですが、

こちらで作る場合は、イメージの共有は重要です。


使ってほしいキーワードやストーリーを

出来るだけ多く聞きだします。


7、納期


そして納期も大切です。

いつまでに曲が必要かを聞き、逆算して作ります。


何割か作った段階で、試作品を聞いてもらい

軌道修正することもありますね。


ただ、完成形でないと、

クライアントも、判断が難しい場合が多いようです。

音楽業界でない人は、未完成の曲を聞くことに

慣れていないですからね。


その場合は、歌入れ前まで作り、

聞いてもらうようにします。


8、金額や権利など


これも決めておかないと、

あとで何かあっても困りますからね。


以上は僕の場合ですが、

この質問は、人によってさまざまだと思います。

自分なりの質問リストを作ると良いですね。






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