感性からの作曲法

感性からの作曲法


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今回は、「感性からの作曲法」について書いてみます。


作曲するには、大きく分けて、

作曲理論から組み立てて行く方法と、

感性だけで作る方法があります。

もちろん、この2つを組み合わせる方法もあります。


作曲理論から組み立てて行く方法とは、

理論に基づいてコード進行を作り、

メロディやアレンジも、理論に沿って組み立てて行く方法です。


感性だけで作る方法とは、

頭に思い浮かんだ曲を、鼻歌などで作る方法です。


今回は、僕なりの「感性からの作曲法」について書いてみます。


以前、「音楽を大量に聞いた方が良い理由」という内容の

記事を紹介しました。


簡単に説明すると、

音楽を大量に聞いておけば、それが脳の「無意識部分」に蓄積され、

大量に蓄積された音楽が、脳の中で化学反応を起こし、

作曲する時に、「自分の音楽」として思い浮かぶことがある、

という話です。


「感性からの作曲法」には、3つの段階がありますが、

第1段階は、この「音楽の大量インプット」です。


まずは、脳の中に大量の情報蓄積が必要です。

大量の蓄積が有ってこそ、

新たな発想に結びつきますからね。


この過程を通らないと、

新たな曲(オリジナル曲)を思い浮かべることは困難です。



第2段階は、必死に考え、

脳にストレスを与える期間が必要です。


この時、いきなり「新たなメロディやアレンジ」などを考えても良いのですが、

コツとしては「組み合わせを探す」という感覚で考えます。


たとえば、「この曲調ならば、こういうドラムで、こんなベースライン。

あるいは、こういうベースラインも良いかも・・・。

それならばメロディはこう、あるいはこう来るのも良いかも・・・」

というように、組み合わせをいろいろ探ります。


この段階では、脳にストレスを与えることが目的なので、

決定する必要はありません。

もちろん、この段階で良いものが出来上がる可能性もあるので、

その際は仮決定し、ストックしておきます。



第3段階は、作曲を離れ、リラックスします。

作曲のことは忘れて、脳のストレスを開放します。

たとえば、風呂や散歩などですね。


こういう時に、ふとヒラメキが得られることが有るので、

ヒラメキが有ったら、一気に作りこみます。


散歩ならば、メモをとったり、

ケータイや留守電に録音しておけばいいのですが、

風呂でヒラメいた場合は、(防水ケータイなど無い限りは、)

急いで風呂から上がらなければいけません(^^;)


慣れてくると、第2段階と第3段階は、

鍵盤(DTM)の前でも出来るようになります。

第3段階の「ヒラメキ待ち」は、

「待つ」というよりも、「ひっぱり出してくる」という感覚に近くなります。



以上が、僕なりの「感性からの作曲法」です。

実践では、「感性からの作曲法」をしつつ、

理論に照らし合わせて、確認しながら作れるとベストですね。


今回は、感覚的な話だったので、

なかなか理解しづらい人もいるかもしれませんが、

試してみてくださいね(^◇^)ノ


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