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今回は「リフレイン」について書いてみましょう。
リフレインとは「繰り返し」のことです。
特に、メロディに対して使われる言葉ですね。
リフレインをうまく取り入れることで、
リスナーの印象に残る曲を作ることができます。
リフレインで大切なことは「譜割(ふわり)」です。
譜割とは文字通り、音符の割り当てのことです。
「メロディのリズム」と言っても良いでしょう。
たとえば、1小節の中でメロディが
「4分音符 - 4分音符 - 8分休符 - 8分音符 - 4分音符」というリズムだったとしましょう。
この音符の並び方が譜割です。
2小節目も「4分音符 - 4分音符 - 8分休符 - 8分音符 - 4分音符」というメロディならば、
1小節目と2小節目の譜割は同じということになります。
「4分音符 - 8分音符 - 8分音符 - 4分音符 - 4分音符」というメロディだと、
譜割が違うということですね。
このように、同じ譜割を繰り返すことが「リフレイン」です。
次に、リフレインの使い方ですが、
バランスが大切です。
たとえば、16小節の「サビ」があったとしましょう。
この場合、16小節を4つに区切り、
1〜4小節と9〜12小節を同じ譜割のメロディにすると、
バランスが良く、覚えやすいメロディになります。
16小節という大きな流れだけでなく、
1〜2小節単位でも、リフレインを組み込んでも良いでしょう。
たとえば、1小節目と2小節目を同じ譜割にし、
3〜4小節目は別の譜割にします。
そしてこの1〜4小節のメロディを、
もう一度9〜12小節で使う、というバランスですね。
ただし、リフレインばかりを使っていると、
覚えやすくはなりますが、単調なメロディになってしまいます。
あえてリフレインを何度も連続させる場合もありますが、
単調になりすぎないよう、バランスに気を付けて使いましょう。
次に音程です。
リフレインさせるメロディは、基本的には同じ音程を使いますが、
コードやスケールに合うように、音程を変えてもかまいません。
たとえば、1小節目のコードが「C」で、「ドーミーソー♪」というメロディをリフレインさせる場合、
2小節目のコードが「Am」ならば、「ドーミーラー♪」というメロディにしてもOKです。
以上のようにリフレインを使うと、
リスナーの印象に残りやすい曲になりますよ。
是非試してみてくださいね(^◇^)ノ
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