アレンジ(編曲)のヒント
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今回は「アレンジのヒント」について書いてみましょう。
アレンジ(編曲)をするとき、最も大切なことは
作り始める前に「完成形のイメージ」を固めておくことです。
ですが、慣れるまでは、
イメージを固めにくいかもしれませんね。
そこでオススメの方法が、
「作りたいアレンジに似た参考曲」を数曲用意して、
参考にするという方法です。
その参考曲が使っている楽器や音色、奏法などを参考にします。
では、どのような点を参考にするのか
1つずつ紹介します。
■1、リズム
リズムは、曲の土台となる部分です。
8ビートや16ビート、シャッフルビートなど、
参考曲が、どのようなビートで作られているかに着目しましょう。
また、生ドラムか、打ち込みのドラムかによって、
雰囲気が変わります。
ベースも、大切な土台です。
ドラムだけでなく、ベースのビートや音色にも着目しましょう。
ドラムとベースによって、
アレンジの土台が決まります。
■2、コード楽器
コード楽器とは、ギターやピアノなど、
和音を表現する楽器のことです。
どのような楽器によって、和音を表現しているかに
着目しましょう。
コード楽器は1つとは限りません。
アコースティックギター、エレキギター、ピアノ、シンセなど
複数の楽器を組み合わせて表現されている場合も多いです。
バイオリンやビオラなどの、単音楽器を組み合わせて、
和音を表現している場合もあります。
コード楽器の奏法にも着目しましょう。
コードをリズミカルにきざんでいたり、
全音符や2分音符などの白玉で弾いていたり、
アルペジオで弾いたり、
いろんな奏法をしていると思います。
■3、飾りつけ(ウワモノ)
これはコード楽器ではなく、
アクセントとなるような楽器のことです。
メロディが休むときに、「合いの手」のように短いフレーズを入れたり、
メロディを引き立てるようなストリングスラインを入れたりします。
この飾りつけも、いろんな楽器が使われます。
ハモリも、飾りつけの部類に入れて良いでしょう。
どのようなところで、どういうハモリを付けているのか
参考になると思います。
以上のような点に着目して、
アレンジのヒントにしてみてください。
実は、以上のようなことを分類したものが「ジャンル」になります。
もちろん、特徴的なフレーズをそのまま使うと「パクリ」になるので、
あくまでも、使用楽器や奏法を参考にして、
参考曲を活用してくださいね(^◇^)ノ
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