【NHK様のホームページより】

アイデアで生み出せ! 65歳までの雇用


今月から、改正高年齢者雇用安定法が施行され、
企業の従業員は、希望すれば65歳まで働くことが出来るようになりました。

しかし、企業にとっては、厳しい経営環境の中で雇用をどう確保していけばよいか、
頭を悩ませています。

全国3番目の早さで高齢化が進むとされる茨城県の企業では、
新たな発想で雇用を生み出そうと模索が始まっています。



     



50代以上の従業員が半数を超える婦人服店です。
この会社では、高齢の従業員を活用するため、ユニークな取り組みが始まっています。



     



それは、半年に一度、社長が じきじきに行う 面談です。
健康状態など、個別の事情を把握することで悩みを共有し、
60歳以上の生かし方を考えます。

「孫の世話と仕事を両立させたい」と言う 店長飯田れい子さん(62)。

「娘一人で四苦八苦している状況なんですね。
ちょっとストレスがたまるところがあるみたいなので、子育てを手伝いたい」と話す飯田さん。

話し合いの末、勤務を1時間短くすれば無理なく働けるとの結論に至りました。



     



会社にとっても、ベテランに働いてもらうことはメリットにつながります。
飯田さんの抱える得意客は100人以上。
長く働いてもらえれば、その分、客をつなぎとめることが期待できます。

常連客は、
「前はこれ買ったからこれに合うとか、そういうこともしてくれるんで気に入ってます」と言います。



     



婦人服店社長の羽富都史彰さんは、
「高齢者は、職場の宝。長く勤めてもらうことで、会社の経営も安定してくる」と言います。

増えゆく60歳以上の従業員たちを、いかに活用していくか。
企業がアイデアを振り絞り、新たな雇用の形を模索しています。



・従業員の面談を実施している婦人服店

「株式会社ロコレディ」
電話: 0297-22-1377




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