アルバム「First-signal」を3倍楽しく聴く方法


Waimのアルバム(セルフ?)インタビュー
Renの楽曲解説



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◆Waimのアルバム(セルフ?)インタビュー
※実際にインタビューを受けたわけではありません。わかりやすくするためにインタビュー形式にしてみました。

4/21の全国発売に先駆けて、インターネット先行発売開始。
4th-signalのプロデューサーwaimさんにアルバムについて伺いました。

記者:とうとうアルバム発売しますね。まずはアルバムのコンセプトから聞かせてください。

waim:はい。コンセプトは「音楽の聴き方変えてみませんか?」ということですね。

記者:具体的に言うとどういうことですか?

waim:通常音楽を聴くときは「歌詞」や「メロディ」、あるいは演奏、バックのサウンドなどを聴くことが多いと思います。
ですが、J-popなどでは「コード」にこだわった曲が少ないように思えます。
このアルバムではこの「コード」に着目してみました。

記者:コードと言われてもピンとこない人もいるかと思いますが、コードとは何ですか?

waim:コードは「和音」とも呼ばれています。ピアノなどで鍵盤を3つか4つ同時に押さえると、指一本で弾いたときとは違う気持ちよい響きになるでしょう?

記者:ギターも同じですね。「Cm」とか「F」って表記しますね。

waim:そうですね。このハーモニーが「コード」です。コードの構成音によって明るくも暗くもなるんですよ。

記者:よく「メジャーコード」、「マイナーコード」って言いますね。

waim:曲の中でコードがどう並んでいるか、どういう順番で弾かれているかを表したものが「コード進行」と呼ばれているものです。

記者:なるほど。この「コード」に着目したということですね。

waim:J-popではこのコード進行がほぼパターン化されているんですよ。なので、ここを変えればおもしろいものができると思いました。

記者:どう変えたのですか?

waim:ここで4th-signalの「ウリ」でもある「オルタードテンション」が出てくるわけです。

記者:それはどういうものですか?

waim:簡単に言うと、jazzやボサノバでよく使われているコードを取り入れました。「#9th」や「b13th」と表記されるもので、J-popではなかなか使われていませんね。これをR&B調の曲に載せてみました。

記者:こう言っては失礼かもしれませんが、私も一度聴いてみたのですが、違いがイマイチよく分からないのですが。。。

waim:そうですね、一回聴いただけで分かる人は少ないと思いますよ(笑)。まぁこれがこのアルバムの弱点ではありますが、最低3回は聴いてみてください。
ヘッドホンなどで聴ければさらにいいですね。
電車の中など騒音が多いところで聴いてたら分かりづらいかもしれません。

記者:何度か聴けば分かってくるんですか?

waim:そういう感想が多いですね。コードが独特なので、最初は聞きづらいかもしれません。
昔、作曲家の先生にオルタードテンションを教わったのですが、僕も最初は分からなかったですからね(笑)。
心の中では「これ音外れてない?」「こんなの売れるわけないじゃん!」って思いましたよ(笑)。
でも分かってくると、より作曲の深みが増して楽しくなりましたね。

記者:何度か聴くとその仕組みがわかるということですか?

waim:そうですね。コードやメロディのねらいがわかってくると思います。

記者:わかりました。もう一度聴いてみます!
ところで前回の「Zero」とこんなに曲調が変わると、今までのファンからは批判が出てきませんか?


waim:水面下では多いでしょうね(苦笑)。そういう人達に少しでも分かってもらおうとこのインタビューを受けたのですが、何事にも変化には批判が付き物なので。
でもうれしいことに、分かってくれる人もたくさんいるんですよ。

記者:このインタビューで分かってくれる人がますます増えるといいですね。

waim:そうですね。

記者:ところでこのアルバムにはプロモーションビデオが入っているんですね。

waim:はい、パソコンで見られます。せっかくダンサーがいるのだから、PVは是非ともアルバムに入れたいと思っていました。
ちなみに数件質問があったのですが、WindowsでPVが見られないという方は「マイコンピューター」からCDドライブを右クリックで開き、mpgファイルをダブルクリックして下さい。
Macでは普通に開けます。

記者:PV拝見しましたが凝ってますね。自分たちで作ったのですか?

waim:いいえ、これはさすがに専門家に作ってもらいました。その分アルバム代金が高くなってしまいましたが(苦笑)

記者:次に先行発売キャンペーンについてですが、アンケートに答えるとプレゼントがもらえるんですよね?

waim:はい。今のユニットの前身「4th-signal zero」の2曲入りCDと、希望者にはアルバム曲3曲の入ったCD-Rをプレゼントしています。

記者:「4th-signal zero」のCDは貴重ですね。

waim:そうですね。ポップス好きの人にはひょっとしたら「zero」のほうが気に入るかもしれませんね(笑)

記者:今日はありがとうございました。

waim:こちらこそ、ありがとうございました!



◆Ren.の楽曲解説
1、DOLL 
   waimに歌詞のテーマのネタを求めた時に、犯罪の被害者や色々な場面で傷ついてい 
る人に対しての歌詞は?って言われて、今傷つきながらも頑張っている人達を思って 
書いた詩です。「頑張れ!!」って言葉は簡単に言えるけどRen.は「頑張り過ぎないで。」 
って伝えたかった。辛い時は辛いって言ってほしいし、悲しい時には泣いてほしい。 
自分のことも大切にしてください。という思いを込めました。 
 
2、Love&Peace 
 これは、First Singleの曲。凄く思い入れがあるな。曲への作詞ということにまだ慣れなくて 
 その頃思いついた感情をどんどん言葉にしていくうちに書きあがった歌です。Ren.自身も 
 含めて、色々な意味での4th-signalのテーマソングかな・ 
 
3、I can’t stop my heart 
 超前向きな恋の形!!この一言かな。イメージはクラブで知り合った彼に一目惚れして、 
 アタックしてく感じ。片思いでも、こんなに前向きに、明るく楽しくできたらいいよね☆ 
 ポジティブシンキング最高♪ 
 
4、冷たい冬 
 この詩は、結構前にRen.が個人的に作詞作曲してあったものだったんだけど、ゆ〜じんから 
 もらった曲を聴いて、この詩がピンときて少し書き換えてできたもの。愛していたのに自分の 
 気持ちがわからなくなって別れてしまった二人。でも時間がたてばたつほど彼の影を求めて 
 しまう自分に気づき、犯してしまった過ちに苦しんでいる女の子の歌。過去は消して消える 
 ことは無いから、後悔しない恋愛をしたいよね。 
 
5、Keep for you 
 「大切なものを失ったとしても、全てを失ったわけではない。宇宙全体から見たら自分なんて 
 ちっぽけなものなんだよ。無理しなくていいんだよ。」 
 ある頃、自分にも言い聞かせていたメッセージを歌詞にしてみました。恋だったり、人間関係 
 や仕事だったり、色んな場面での自分自身への応援歌です。 
 
6、Don’t say 
 ある朝目覚めたら、書置きを残して消えてしまった彼。凄く悲しいけど、嫌いにはなれないと 
 わかり、友達として彼を見守る決心をする歌。本当の恋愛では、なかなかこんな気持ちになれ 
 ないけど、Ren.の中では「いい女!!」ってイメージで書き上げたもの。女としても、人間として 
 もね。いじらしい姿にちょこっと涙・・・ 
 
7、Kissin’ you 
 相手は自分のことを遊び程度にしか思っていないのを知りながら、そのゲームに乗った位の軽い 
 気持ちで始まった二人の関係。でも、相手にどんどんはまっていき、自分の気持ちを抑えられな 
 くなって、本当の気持ちを伝える決心をする女の子の歌。「ハッピーエンドになってくれたらいい 
 なぁ〜」なんて、第三者の気持ちで書いてた(笑)Ren.的に結構好きな歌詞♪ 
 
8、束縛 
 この曲は、メロディー的にもかなりダークなイメージだったので、ドロドロした恋愛状態を想像 
 しながら書いたもの。歌詞のベースは、かな〜り昔にRen.がへこんでた時に書いたものなので、 
 内容的にも本当に黒い(笑)4th-signalの曲としてはあまり無い曲調だったので、Ren.は結構お気に 
 入りです。 
 
9、With sky 
 卒業シーズンにもらった曲だったので、テーマは卒業!!(そのまんまです(笑)) 
 別れは、別れだけじゃなくて始まりでもあるんだって事をRen.の親友に送った歌です。寂しく 
 悲しいってイメージよりも、明るくて、未来を思い描いてもらえたらと思って書きました☆ 
 
10、記憶の華 
 この曲は、初めて歌詞から作った曲。どうしてもこの歌詞に曲を付けてほしくてWaimにお願い 
 して作り上げてもらった、思い入れの深い曲です。 
 歌詞の内容は、Ren.が男の子に気づいてほしいと思う女の子の気持ちを書いたもの。悲しい形で 
 終わってしまった関係でも、それだけで今まで築いてきた時間全てを否定しないでほしい。 
 自分がこの歌詞の彼女だったら・・・どれだけの寂しさや辛さを耐えていたのだろう・・・って気持ちで 
 聞いてほしいです☆ 

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