この無料公開講座「作曲87の法則」では、
キーボードやギターで「なんとなくコードくらいは弾けるが、
理論は全く分からない」という方から、
現在すでに作曲をしている方を対象としています。
今回は、前回の続き「インターバル2(音と音の間隔)」について紹介します。
インターバルがわかれば、コードの仕組みが全て分かります。
どんなに複雑なコードでも簡単に判断できるし、
コード進行を考えるときにも、インターバルの知識は必要です。
では前回の図を見ながら進めましょう。
この図は「ド」を基準(ルート)とし、
「ド」からの間隔(距離)を表したモノです。
念のため、今回も読み方を載せておきます。
「P○」や「M○」は以下のように読んでいきます。
P4:パーフェクト4th、完全4度
M3:メジャー3rd、長3度
m3:マイナー3rd、短3度
aug4:オーギュメント4th、増4度
dim4:ディミニッシュ4th、減4度
前回は、基本となる1、4、5度部分、
つまり「P○(完全○度)」を紹介しました。
今回は「M○(長○度)」を見てみましょう。
図の「M○」の音を良く見てください。
一つずつ見ていくと「レ、ミ、ラ、シ」ですね。
続いて鍵盤を見てください。
何か気づきませんか?
そうです。
「P○」と「M○」は全て白鍵部分ですね。
「P○」と「M○」だけの音を並べると「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」になります。
これがポイントです。
この関係が分かれば覚えやすいですよね。
念のために前回と同じく、
「ド」から「各M○」への距離を
鍵盤を使って数えておきましょう。
・M2は「ド」から「レ」までの距離です。
鍵盤で数えると、半音で2つ分の距離です。
・M3は「ド」から「ミ」までの距離です。
鍵盤で数えると、半音で4つ分の距離です。
・M6は「ド」から「ラ」までの距離です。
鍵盤で数えると、半音で9つ分の距離です。
・M7は「ド」から「シ」までの距離です。
鍵盤で数えると、半音で11の距離です。
このようにインターバルは、
基準となる音(ルート)からの距離を見ていきます。
次回はさらに続きを説明していきます。
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