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転調のやり方4

今回は「転調」の実践編第4回です。

転調の理論についてはバックナンバーで解説しているので、
忘れた方は読み返してみましょう。

さて、今回は共通コードを使った転調のお話です。

こちらの図を見てください。

図1 ダイアトニック・コード

図1のように、それぞれのkeyには7つのダイアトニック・コードがあります。
例えばkey=Cならば
「C,Dm,Em,F,G,Am,Bm(b5)」

key=Gならば
「G,Am,Bm,C,D,Em,F#m(b5)」

これはもうご存じですよね。

keyが違っても、共通のダイアトニック・コードがいくつか確認できると思います。
図1の赤いコードがそうです。

今回はこの共通コードに着目します。

例えば図1の「Am」はkey=Cにもkey=Gにもありますね。
このAmを接点として2つのkeyをつなげてみましょう。

図2を見て下さい。

図2 key=Cからkey=Gへの転調


うまくつながりましたね。
このように共通コードを通じて転調することができます。

この方法は共通コードが多いkeyほど自然な転調になり、少ないkeyでは劇的な転調になります。

では宿題です。
key=Cとkey=Fの共通コードを用いて、転調したコード進行を作ってみましょう。

次回、解答の一例を紹介しますね。

ではまた次回、おたのしみに~ (^o^)/~~

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