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転調のやり方5

今回は「転調」の実践編第5回です。

転調の理論についてはバックナンバーで解説しているので、
忘れた方は読み返してみましょう。

さて、今回は前回の解答です。
key=Cとkey=Fの共通コードを用いて、転調したコード進行を作ってみるんでしたね。

こちらの図を見てください

図1 key=Cとkey=Fの共通コード

key=Cのダイアトニックコードは図1の上「C Dm Em F G Am Bm(b5)」、
key=Fのダイアトニックコードは図1の下「F Gm Am Bb C Dm Em(b5)」のようになります。

Key=CとKey=Fの共通コードは「C, Dm, F, Am」ですね。
この共通コードを経由して、Key=Fに転調していけばいいわけです。


これは1つの回答例ですが、図2を見て下さい。

図2 key=Cからkey=Fへの転調

C – Em – F – GまでがKey=C

F – Am – Bb – CがKey=Fです。

この例では共通のコード「F」「Am」と二つの共通コードを使っています。
しかもよく見ると、図2のkey=Cとkey=Fは調が違うだけで、
同じコード進行(I – III – IV – V )です。

共通コードがあるKeyへの転調は、この方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

次回も転調の続きです。

ではまた次回、おたのしみに~ (^o^)/~~

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