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DAWの、コンプレッサー(コンプ)の機能やパラメーター

さて、今回はコンプレッサーの機能について紹介しましょう。

コンプレッサーは大きすぎる音を圧縮して、音量を平均化することができます。
これをうまく使うと、曲の音量を稼ぐことができます。

では具体的にどういう方法を使うのでしょうか?


●スレッショルド

音を圧縮する場合、全てを圧縮するのではなく
大きい音だけを圧縮してほしいですよね。

「スレッショルド」とは、ある一定のレベルを超えた音だけを圧縮する、
「ある一定のレベル」の値のことです。

「出る杭は打たれる」みたいですね。

目に付いた物だけを攻撃します(笑)

結局は、圧縮を開始する「レベル(音量)」のことです。


●レシオ

レシオは圧縮比です。
つまりどのくらい圧縮するのかという比率ですね。

スレッショルドを越えた音を、
「2:1」ならば半分、「3:1」ならば3分の1に圧縮します。

●アウトプットゲイン

音を圧縮すると、ピークの音量は下がります。
言い換えると、最大値までの余裕ができるわけです。

余裕ができた分、ボリュームを押し上げましょう。

どれだけ上げるかという値が「アウトプットゲイン」です。


●アタックタイム

圧縮がかかるまでの時間です。
音量を稼ぎたいのであれば、ここは最短にしましょう。


●リリースタイム

圧縮を解除するまでの時間です。

次回は、音質を調整する方法を紹介します。


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