今回は「DTMでのベース」ついて紹介しましょう。
一般的に用いられるベースには大きく分けて次の4種類があります。
一つずつ特徴を見ていきましょう。
●エレクトリックベース
これはロックバンドでは一番良く使われるベースですね。
このベースでも弾き方によってはピック、フィンガー、スラップなどに分けられます。
ピックは、強くしっかりした音が出せるので、ロックなどによく使われます。
音質も固めなので、ベースラインが聞こえやすいですね。
フィンガーはやや弱い音になりますが、細かい演奏がやりやすいでしょう。
スラップはファンク系によく使われますね。
弦を強く弾いて独特の音を出す、あの奏法です。
ほとんどのMIDI音源の中にも「スラップベース」という音色が用意されているので
うまく使うと雰囲気が出せるでしょう。
●ウッドベース
その名の通り、木製の大きなベースです。
オーケストラやジャズなどでよく使われますね。
コントラバス、ダブルベースとも呼ばれています。
「ボン・ボン」という4ビートのウォーキングベースにも、このウッドベースがよく使われます。
●フレットレスベース
これも名前の通り、フレットが無いベースです。
ウッドベースにもフレットは無いんですけどね(笑)
フレットが無いぶん、なめらかな演奏ができます。
打ち込みで表現する場合にはピッチベンドをうまく使いましょう。
●シンセベース
これは上記3つの弦ベースとは異なり、鍵盤で弾くベースです。
音域や奏法に制限が少ないので、無限の表現方法があります。
テクノなどの機械音もこのベースですね。
このベースは演奏するよりも、打ち込んでコンピューターに演奏させる場合が多いでしょう。
16分音符のすごく速いフレーズもできますしね。
弦ベースより低い音が出せることも特徴です。
以上、今回はベースの特徴をまとめてみました。
次回は実際の活用方法をご紹介します。
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