今回は「DTMでのベース(スライド、ビブラート)」ついて紹介しましょう。
今回は図無しで。
前回はベース特有の奏法「ハンマリングとプリングオフ」についてお話ししました。
ポイントはピッチベンドを使って、音をなめらかにつなげるんでしたよね?
今回のスライドもやはりピッチベンドを使います。
スライドとはその名の通り、弦の上に指を滑らせて音を「ぎゅい~ん」と上げたり下げたりする奏法です。
よくベーシストやギタリストがやっていますよね?
キーボードなどの鍵盤楽器では鍵盤上に指を滑らせてやる「グリッサンド」という方法がありますが、似たようなものです。
弦楽器はよりスムーズですけどね。
ピッチベンドは通常、半音で2つ分上下できるように設定されていますが、
このレンジ(変化幅)は変更できます。
詳しい設定方法は省略しますが、このレンジを大きくとると、スムーズで大幅な音の上下が可能です。
これもベーシストの気持ちになって打ち込んでみると、感覚がつかみやすいでしょう。
つぎにビブラートです。
ビブラートとは音を揺らす奏法です。
歌でもよくありますよね。それと同じです。
ビブラートはモジュレーションを使うと比較的簡単に表現できます。
あるいはベーシストの気分になって、ピッチベンドで細かくやるという方法もアリです。
これらはリアルタイムで弾きながら録音し、必要に応じて後で編集するという方法が良いでしょう。
次回は「DTMでのストリングス(弦楽器)」をご紹介します。
→「作曲87の法則 」目次へ戻る
→オンライン作曲講座「わくわく作曲先生♪」トップページへ戻る