今回も、スケール(モード)とコードの関係を説明します。
前回は「セブンスコード(4和音コード)とスケールの関係」をご紹介しましたね。
今回は「テンション」を確認しましょう。
要領は同じです。
それではおなじみの図を見ながら確認しましょう。
図1. Cをベースにしたチャーチ・モード
今回はテンションだけに着目します。
インターバルをよく思い出して確認して下さい。
アボイドノートにも注意しましょう。
●C-アイオニアン・スケール
9th,11th(アボイド),13th
●C-ドリアン・スケール
9th,11th,(13th)
●C-フリジアン・スケール
b9th(アボイド),11th,b13th(アボイド)
●C-リディアン・スケール
9th,#11th,13th
●C-ミクソリディアン・スケール
9th,11th(アボイド),13th
●C-エオリアン・スケール
9th,11th,b13th(アボイド)
●C-ロクリアン・スケール
b9th(アボイド),11th,b13th
アボイドノートはぶつかり合う音なのできれいに響きません。
そのため、アボイドノートはテンションとは呼びません。
スケールはこれだけではありません。
以前お話ししたようにまだまだあります。
次回はまた新たなスケールを紹介しますね。
このスケールシリーズはちょっと面倒ですけど、
応用範囲はとても広いのでがんばってついて来てくださいね。
→次の講座_
第34回「チャーチモード(リアルマイナー系スケール)」を読む
→わくわく作曲先生「作曲87の法則 」目次へ戻る
→オンライン作曲講座「わくわく作曲先生♪」トップページへ戻る