DTMでのストリングス4/メルマガ作曲講座「アレンジ編」

DTMでのストリングス4(トレモロ)


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前回は弦楽器に表情を付けるために「ビブラート」を紹介しましたが、

今回は「トレモロの打ち込み方」を紹介しましょう。



トレモロとは弦楽器を弾く「弓」を小刻みに速く動かして

揺れを作る弾き方です。



シンセの音色にも「トレモロの音」が用意されています。

これを使えばよいのですが、「揺れる速度」や「音程のゆれ幅」を変えたい時は、

どうしたらいいでしょうか?



一つのやり方としては、実際に「鍵盤を連打」ですよね(笑)

一音の連打はリアルタイム入力では難しいし、ステップ入力すると

粒がそろいすぎます。



オススメの方法は、下図のように「ド」「シ」2音に分けて弾き、

後で「ド」一音に合成する方法です。




2音だと、1音連打よりも簡単に弾けますます。

ただ音符の長さを微調整する必要はありますけどね。



「ゆれ幅」を変えたいときは、合成する必要はありませんね。



トレモロとは話が反れますが、バイオリンなどを打ち込んだときに

バイオリンらしい音が出ますか?



良い音源があればそれらしい音もでますが、楽器によっては出ない

ものも多いでしょう。



そんな時はバイオリンとストリングス(49,50番の音色)を

重ねて同じ旋律を弾かせてみましょう。

バイオリンの音が出るとは言いませんが、ハーモニーにとけ込む

良い感じの音になるでしょう。



バイオリンとストリングスの音量バランスを取りながら

試してみてください。



次回は「DTMでのブラス」をご紹介します。



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