コード(和音)構成の仕組み
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今回は「コード(和音)構成の仕組み」です。
前回まで説明したインターバルがわかれば
コードの仕組みが全て分かります。
どんなに複雑なコードでも簡単に判断できるし、
コード進行を考えるときにもインターバルの知識は必要です。
では図を見ながら進めましょう。
![](fig/90th/c.gif)
この図は「ルート、長3度(M3)、完全5度(P5)」という組み合わせを
「C(ド)」から半音ずつ並べたものです。
このような和音を「コード」と呼びます。
ちなみに「和音」の「和」とは「足された(プラスされた)」という意味です。
小学生の算数で「足す、引く、かける、割る」を「和、差、積、商」と言いましたよね?
それと同じです。
さて、そのコードの中でも
「ルート、長3度(M3)、完全5度(P5)」という組み合わせのコードを
「メジャー・トライアド」と呼びます。
「メジャー」とは「明るい」、「トライアド」は「3音」を意味します。
つまり「3和音の明るい響きを持つコード」ですね。
もう一度、図を見て下さい。
全て「ルート、長3度(M3)、完全5度(P5)」という組み合わせになっています。
コード表記はルートをアルファベット大文字で表します。
では次に、この図を見て下さい。
![](fig/90th/cm.gif)
これは同じ仕組みで「3度」が半音下がったコードです。
つまり「ルート、短3度(m3)、完全5度(P5)」という組み合わせのコードです。
このコードは「マイナー・トライアド」と呼びます。
「マイナー」とは「暗い」を意味するので、
「3和音の暗い響きを持つコード」と言えます。
コード表記は、ルートをアルファベット大文字で表し、
その横に小文字の「m」をつけます。
いかがですか?
このように、インターバルが分かれば
コードの仕組みが分かります。
次回は「セブンスコードの仕組み」を説明していきます。
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