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スケール(モード)とコードの関係-その2

今回も、スケール(モード)とコードの関係を説明します。

前回は「スケールが決まれば基本的なコードも決まってきます」ということを紹介しましたね。
今回は、残り(前回紹介しなかった)のスケールに当てはまるコードを確認しましょう。

それでは、前回の図を見ながら進めましょう。

図1. Cをベースにしたチャーチ・モード

●C-アイオニアン・スケール
「ルート(1度)、長3度、完全5度」の組み合わせなので「メジャーコード」。

●C-ドリアン・スケール
「ルート(1度)、短3度、完全5度」の組み合わせなので「マイナーコード」。

●C-フリジアン・スケール
「ルート(1度)、短3度、完全5度」の組み合わせなので「マイナーコード」。

●C-リディアン・スケール
「ルート(1度)、長3度、完全5度」の組み合わせなので「メジャーコード」。

●C-ミクソリディアン・スケール
「ルート(1度)、長3度、完全5度」の組み合わせなので「メジャーコード」。

●C-エオリアン・スケール
「ルート(1度)、短3度、完全5度」の組み合わせなので「マイナーコード」。

●C-ロクリアン・スケール
これは「ルート(1度)、短3度」ですが、5度が減5度ですね。
ですので「マイナーフラット5thコード」になります。

いかがですか?
そんなに難しくないですよね。

この理論を使えば、例えばメジャーコードを弾いたときに「ファ#」や「シb」の
メロディを使うという発想ができるようになります。

今までは「ドレミファソラシド」という限られた音階しか使えなかったことを思うと
かなりの飛躍ですよね。

では次回の宿題は「セブンスコード(4和音コード)」にしましょう。
同じ要領で考えてみて下さい。

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