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オルガンの奏法

今回は「オルガン奏法」です。

オルガンの使い方はディストーションギターに似ていますね。

音に厚みを出したい時や、キーボーディストが目立ちたいとき(笑)によく使うサウンドです。

■その1:白玉コード弾き

オルガンではオーソドックスにトライアドコードで弾くパターンがあります。

この時に同一音はレガートでつなぐ、つまり同一音のみ押さえっぱなしにすると
雰囲気が出るでしょう(図1)。

図1 白玉コード弾き

つまり、楽譜上は全音符や二分音符が多くなりますね。

「全音符や二分音符」を「白玉」と呼ぶことがあります。

音符を見たままですね。

先ほどオルガンはディストーションギターの使い方と似ているという話をしましたが、
ルートと五度だけで弾く方法もよく使われます(図2)。

図2 白玉コード弾き(ルートと五度)

■その2:グリッサンド

これはキーボードを「ダラララララーッ」となぞるように弾く方法です(図3)。

図3 グリッサンド

駆け上がる方法と下がる方法がありますが、
実際にキーボードでプレーしているのを見たことありませんか?

サビ前など盛り上がるところで使うと効果的です。

■その3:コードのリズムバッキング

これもオーソドックスにトライアドコードで弾くパターン、
または3度を抜くパターンが多いですね(図4)。

図4 リズムバッキング

ピアノなどの音色に比べるとハデなので、力強い曲によく合います。

■その4:アルペジオ

おなじみアルペジオです(図5)。

図5 アルペジオ

オルガンでは、バラードというよりも、

早いフレーズでスピード感を出すために用いられることが多いです。

こうしてまとめてみると特に変わったところはないですね(笑)

基本に忠実にというところでしょうか。

次回は包み込むような音色「パッド系」をご紹介します。


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