今回は「その他のコードの仕組み」です。
特殊コードの仕組みを音楽理論で完全解説
ではさっそく、図を見ながら進めましょう。
【〇m7(-5)】マイナーセブンス・フラットフィフス・コード

図1. マイナーセブンス・フラットフィフス・コード
これはたまに見かけるコードですね。
「Cm7(b5)、Dm7(b5)、Em7(b5)」など、
アルファベット大文字一文字と小文字の「m」、数字の「7」
その横にカッコで囲まれた小文字の「b」と数字の「5」が付いています。
「Cm7(-5)、Dm7(-5)、Em7(-5)」など(b5)の代わりに(-5)と表される事もあります。
構成としてはマイナー・トライアドの
ルート(基準となる音)、m3(短3度)、dim5(減5度)、m7(短7度)です。
マイナーセブンスコードを基準とし、5度の音をフラット(半音低く)したコードという意味です。
名前の通り、5度の音が半音低くなっていますよね?
【〇6】シックスス・コード

図2. シックスス・コード
「C6、D6、E6」など、アルファベット大文字の横に数字の「6」が付いています。
構成としてはメジャー・トライアドの
ルート(基準となる音)、M3(長3度)、P5(完全5度)の3音に、M6(長6度)が加わります。
考え方はセブンスコードと同じですね。
ではマイナーシックスコードは…
もうおわかりですね。
そうです。3度の音が半音低くなるだけです。

図3. マイナーシックスコード
【〇dim】ディミニッシュ・コード

図4. ディミニッシュ・コード
「Cdim、Ddim、Edim」など、アルファベット大文字の横に「dim」と付いています。
構成としてはルート(基準となる音)、m3(短3度)、dim5(減5度)、M6(長6度)が一般的です。
M6(長6度)を入れずにルート、m3(短3度)、dim5(減5度)の3和音をディミニッシュコードと表記する本やソフトもありますが、ディミニッシュコードは厳密に言うとM6(長6度)を含む4和音コードです。
ちなみに、よく間違われる〇dimと〇m7(-5)との違いは、インターバルを見比べてもらうと分かりますが、
〇dimはM6(長6度)、〇m7(-5)はm7(短7度)ですね。
【〇aug】オーギュメント・コード

図5. オーギュメント・コード
「Caug、Daug、Eaug」など、アルファベット大文字の横に「aug」と付いています。
構成としてはルート(基準となる音)、M3(長3度)、aug5(増5度)が一般的です。
【〇sus4】サスペンデッド・フォース・コード(サスフォー・コード)

図6. サスペンデッド・フォース・コード(サスフォー・コード)
「Csus4、Dsus4、Esus4」など、アルファベット大文字の横に「sus4」と付いています。
構成としてはルート(基準となる音)、P4(完全4度)、P5(完全5度)です。
このコードは明暗を決める3度の音がありません。
後ほど特徴的な使い方を説明します。
以上が基本的なコードですね。
第3回講座で「インターバル(音程)を理解していればコードが分かる」という意味がだんだんと分かってきたのでは?
次回は「コード(和音)構成の仕組み」テンション編を解説します。
次の講座_第9回「テンションコードとは?種類や仕組みを完全解説【9th・11th・13th】」を読む
前回の講座_第7回「セブンスコード(4和音コード)の種類や仕組み」を読む
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