今回はエフェクトの一つ「リバーブ」を紹介しましょう。
「リバーブ」とは残響音を作るエフェクトです。
風呂場で歌うと歌がうまくなったように聞こえますが、これがリバーブの効果です。
前回紹介した「ディレイ」と似ていますが、
「リバーブ」は、「ディレイ」があらゆる方向にかかっていて、
包み込まれるような感じです。
「リバーブ」の設定を見てみると、「Room」や「Hall」などがありますが、
これはまさにその空間をイメージしています。
「Room」だとちょっと狭(せま)めの空間っぽいっし、
「Hall」は広いホールのような響きが作り出せます。
「チャーチ」という設定もありますが、これは教会ですね。
教会に行ったがない人もいると思いますが、
「チャーチ」の設定にしてみると、なんとなくイメージは分かると思います。
このような「リバーブ」はボーカルには必須ですね。
リバーブは1種類だけでなく、複数の種類を組み合わせて使うこともよくあります。
そのほうが広がりが出ますからね。
もちろん「Room」や「Hall」などを細かく編集もできます。
少し残響音を増やしたり、長く響かせたりする「微調整」も可能です。
結局は自分の耳で判断して、目的に合った設定にするのが一番良いでしょうね。
次回も引き続き、その他のエフェクトを紹介します。
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