すぐに体験受講をご希望の場合はこちら>体験受講のご案内

リズム感は鍛えられる!日本人が外国人並みのグルーブ感を手に入れる練習法

今回は「日本人と外国人のリズムの違い」について書いてみます。

外国人はリズム感が良いとよく言われますが、
普段の生活から、リズムの取り方が違うようです。
ここで言う「外国人」とは、リズム感の良さそうなファンキーな外国人のことです(笑)

目次

日本人と外国人、リズムの取り方の違い

日本人は通常、表拍でリズムを取る人がほとんどです。

例えば「1(ズン)、2(チャッ)、3(ズン)、4(チャッ)」というリズムなら、
日本人は1と3の拍を意識します。

ところが、外国人は2と4の拍でリズムを数えるそうです。
いわゆる「裏拍」ですね。

この違いがリズム感の違いとなって現れます。

表拍と裏拍で体の動きが変わる?

1と3でリズムを取ると、体が下に落ちる感覚になりやすいです。

試しにノリの良い曲をかけて、「1と3」で足を踏み込む感じでリズムを取ってみてください。
自然と体が前かがみになり、下へ引っ張られるような動きになっていませんか?

これに対して、「2と4」でリズムを取ると、今度は体が上に向かいます。
リズムに乗りながらも体が軽く感じられ、跳ねるような感覚が生まれます。

「裏拍」を鍛えるためのトレーニング方法

裏拍を感じるには、「メトロノーム裏拍練習」が効果的です。

まず、メトロノームを テンポ60~80 に設定します。
メトロノームが無ければ、DTМで「1小節内に1拍ずつ4音」打ち込み、
ループさせてもかまいません。
打ち込む場合は、メトロノームのような軽めの音のほうがやりやすいと思います。

メトロノームの音は、通常は「表拍」として聞こると思います。

これをあえて、「裏拍」に聞こえるように意識して(頭の中で変換して)
リズムを取る練習をしてみてください。

慣れるのに少し時間がかかると思いますが、
この練習を繰り返すことで、裏拍のリズムが自然に体に馴染んでいきます。

僕が作曲専門学校で学んでいる時、斉藤ノヴさんというプロのパーカッション奏者が
リズムトレーニングの特別講師として来てくれました。

その時、軽い屈伸運動のような感じで「1(下)、2(上)、3(下)、4(上)」を意識しながら、
体全体を使って「裏拍(上)」を意識するトレーニングを
90分ぶっ続けでやっていました。

若いときだったから出来た練習方法ですね(^^;

日常でできる、無理のないトレーニング方法は?

体を使ってトレーニングすれば、リズム感が体にしみこむので一番良いと思いますが、
結構ハードなので、頭の中で意識するだけでもかまいません。
時間も、できる範囲で大丈夫です。

可能であれば、散歩や家事をするときに、
音楽を聴きながら「裏拍」を意識して、少し体を動かしてみるのも良いでしょう。

「裏拍」を意識できるようになると、リズム感がかなり変わってきます。
特に楽器演奏する人にはオススメのトレーニングです。

世界的に活躍するミュージシャンたちは、裏拍の扱いが抜群にうまいです。
「裏拍」によって表現する、微妙な間(ま)や余韻こそが、
彼らの音楽に躍動感を生み出しています。

「裏拍」を意識できるようになると、演奏にもグルーヴ感が出てきますよ。

言葉のリズムも違う?

音楽だけでなく、言葉のリズムも日本人と外国人では違いますね。
たとえば日本語では「てんぷら」を発音すると、
抑揚が少なく、平坦な「てんぷら」となりがちです。

ですが、外国人が発音すると「てんぷぅ~ら~」のように、伸ばしたり跳ねたりします。
明らかに違いますよね(笑)

この抑揚の違いも、リズム感の違いにつながっているのかもしれません。

まとめ

日本人と外国人のリズム感の違いは、表拍と裏拍の捉え方から生まれます。
裏拍を意識することで、体の動きも変わり、演奏にグルーヴ感が生まれます。

もし、これまで「裏拍」をあまり意識していなかったならば、
今後は意識してみてくださいね(^◇^)ノ


→「DTM、作曲、レコーディングの豆知識」のもくじへ戻る

→オンライン作曲講座「わくわく作曲先生♪」トップページへ戻る

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次