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スケールの仕組み

今回は「スケール」です。

さて、お待たせしました。

いよいよ「オルタードテンション」について説明します!!

待ちくたびれた人もいるかもしれませんね。

「オルタードテンション」とは「b9,#9,#11,b13」などの
♯や♭が着いたテンションを指します。

これらをいかに作曲に取り入れるかを、これから何回かに分けて紹介していきますね。


ここまでの理論を理解しているだけでも、理論だけで言えば
かなりレベ ルの高い曲を作ることが可能です。

「オルタードテンション」は必ずしも知っておく必要はないかもしれません。

でもさらに深く知りたい方はついて来て下さいね。

複雑ですがおもしろいですよ。


では、図を見ながら一緒に確認していきましょう。

「オルタードテンション」を効果的に使うには

「スケール(音階)」を知る必要があります。

スケールとは簡単に言うと「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」のような

音の並びの事です。

小中学校の音楽の授業で習ったかもしれませんが、

「全、全、半、全、全、全、半」っていう並びを

聞いたことありませんか?

図1を見て下さい。

図1. Cメジャー・スケール

「全」とは全音、「半」とは半音の事です。

全音とは半音二つ分のインターバル(間隔)ですね。

一般的に親しまれている「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」は、

このように規則正しく並んでいます。

この並び方を「メジャー・スケール」といいます。


もう一つスケールを紹介しましょう。

図2を見て下さい。

図2. Cナチュラルマイナー・スケール

「全、半、全、全、半、全、全」つまり

「ド、レ、ミb、ファ、ソ、ラb、シb、ド」となっています。

これを「ナチュラルマイナー・スケール」といいます。

「ラ」から始めると、図3のように

「ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ」となり、図1と同じですね。

図3. Aナチュラルマイナー・スケール

でも弾き比べてみてください。

左手で「ド」を押さえながら、右手で図1。

左手で「ラ」を押さえながら、右手で図3。

同じものでも図1は明るく、図3は暗く聞こえたと思います。

基本の音を「ド」にするか「ラ」にするかの違いだけでも

別の意味を持ってきます。

これはインターバルと同じですね。

このように、スケールは「全音」と「半音」がどう並んでいるかの

組み合わせで成り立ちます。

次回からはしばらく「スケール」の紹介をします。

紹介したいスケールは20種類くらいあるので、

がんばってついて来てくださいね。

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