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「シャッフルビート」完全解説!音楽が跳ねるリズムの仕組みと作り方

今回は「シャッフルビート」について書いてみます。

8ビートや16ビートはよく耳にしますが、
シャッフルビートはあまり聞かない名前ではないでしょうか?

ですが、これは非常によく使われるリズムです。

シャッフルビートとは、簡単に言えば「跳ねたリズム」のことです。
「チッキチッキ…♪」という感じのリズムですね。

例を挙げるならば、「も~しも~しカーメよ~、カ~メさ~んよ~」のリズムです(笑)。

今回は、このシャッフルビートを深掘りしていきましょう。

目次

シャッフルビートが使われる音楽ジャンル

シャッフルビートは、ブルースやジャズでよく使われるリズムです。

特にブルースでは、あの「チッキチッキ…♪」と跳ねる感じが
特徴的なグルーヴを生み出します。

ロックやR&Bでもこのリズムは欠かせない存在です。

例えば、ブルースでは哀愁、ロックでは疾走感、R&Bでは心地よいノリをそれぞれ強調します。
この跳ねたリズムが曲を引き立てるわけですね。

シャッフルビートの仕組み

8ビートが8分音符、16ビートが16分音符を基本とするのに対し、
シャッフルビートは3連符が基本です。

3連符の真ん中が伸びたようなリズム、と言えばわかりやすいかもしれませんね。

仮に、先ほどのカメの歌を忠実に3連符で歌うと
「もおし もおし カあメ よおお」となります。

これを、3連符の真ん中が伸びたようなリズムにすると「も~し も~し カーメ よ~~」となります。

なんとなく感覚がつかめるでしょうか?
こんな風にシャッフルは、跳ねる感じのリズムを作り出します。

ハイハットで鳴らすと、このような違いがあります。


【8ビート

【シャッフルビート

DAWでシャッフルビートを作成する方法

DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)を使えば、シャッフルビートを簡単に試せます。

DAWには、音のタイミングを整えるための「クオンタイズ」という機能がありますが、
その中に「スウィング」という数値を設定できる項目があります。

例えば、LogicやCubaseでは、
「スウィング0%」のままだと跳ねないリズム、
「スウィング100%」にすると3連符ピッタリで跳ねるリズムになります。

そして、「スウィング60%」などを設定すると、
跳ね具合を微調整できます。
(※数値の基準は、DAWによって異なります)

この「クオンタイズ」と「スウィング」を使うことで、簡単にシャッフルビートを作れるので、
ぜひ試してみてください(^-^)

シャッフルビートを使ったアレンジ

既存の曲を、シャッフルビートでアレンジしなおしてみるのも面白いですよ。

たとえば、シンプルな8ビートの曲をシャッフルビートに変えるだけで、
軽快な印象に変わります。


また、シャッフルビートはダンスミュージックにもよく使われます。
少し跳ねたリズムは、曲全体に躍動感を与え、踊りやすさを強調します。

特にファンクやハウス系の楽曲では、微妙なスウィング感が
リスナーを自然に踊らせるような力を持っています。

シャッフルビートを練習してみよう!

初心者がシャッフルビートを練習するには、メトロノームを活用しましょう。

通常の4分音符に対して、3連符を意識しながら手拍子を合わせます。

次に、ドラムやピアノを使って、右手で「チッキ、チッキ」と
跳ねるパターンを繰り返す練習をしてみてください。

ドラムの場合、先ほどの試聴のようにハイハットで「チッキ、チッキ」と刻むだけでも
シャッフルの感覚がつかめます。
まずはシンプルなリズムから始め、慣れてきたらベースラインやメロディと合わせてみましょう。


以上のように、シャッフルビートは奥が深いリズムです。

DAWや実際の演奏で練習して、
ぜひその魅力を体感してみてくださいね(^◇^)ノ



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