今回は「転調」の実践編第2回です。
転調の理論についてはバックナンバーで解説しているので、
忘れた方は読み返してみましょう。
では前回の宿題の解答例です。
以下のkeyが異なるBメロとサビを、ドミナントモーションを使ってスムーズにつなげてみるんでしたね。
【Bメロのコード進行】
D – E – Cm7 – F#m7
【サビのコード進行】
C – Am – F – G
このコード進行を見ると、Bメロはkey = A、サビはkey = Cとなり転調しています。
それでは、サビの最初のコード「C」にドミナントモーションするコード進行を考えてみましょう。
ドミナントモーションとは完全4度の進行なので、Cへ完全4度進行するコードを逆算すると
「G」になります。
強調するために「G7」としておきましょう。
よってこのようなコード進行が一番簡単な答です。
D – E – Cm7 – F#m7 – G7 – C – Am – F – G
もちろんこれで正解なのですが、何かものたりないですよね?
そこで、この「G7」をツーファイブに分解してみましょう。
すると
D – E – Cm7 – F#m7 – Dm7 – G7 – C – Am – F – G
このコード進行も1つの回答例です。
このようにやり方は何通りもあります。
曲に合わせて一番いい方法を選びましょう。
次回は一時的転調の実践編をやりましょう。
ではまた次回、おたのしみに~ (^o^)/~~
→「作曲87の法則 」目次へ戻る
→オンライン作曲講座「わくわく作曲先生♪」トップページへ戻る