“サビ”の由来

“サビ”の由来


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今回は「“サビ”の由来」について書いてみましょう。



「サビ」とは曲の「メインとなる部分、一番盛り上がる部分」のことですが、

なぜ「サビ」という名前になったのでしょうか?

ふと気になったので調べてみました。




「サビ」の語源には、2つの有名な説があります。



まずは松尾芭蕉の俳句説です。

俳句の中の最も美しい部分を「寂(サビ)」と名づけ、

それが現代まで引き継がれているという説です。



美しい部分とは言っても、

正確には「もの静かで落ち着いた奥ゆかしい」感じらしいので、

現代の曲のサビとは少し違いますね。

ですが由来としてはありえます。



もう1つはワサビ説です。

寿司などに使う、ワサビですね。

ワサビを食べると鼻に「ツーン」ときて表情が変わることから、

「サビ部分は変化が出る、盛り上がる」

となったという説です。



ワサビの「ピリッ」とした感じも

サビのイメージと合っているのかもしれません。



どちらの説が本当なのかは分かりませんが、面白いですね。



ちなみにこの2つの説からも分かるように、

「サビ」という呼び方は日本だけです。

英語では「Bridge(ブリッジ)」と呼びます。


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