■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > “固定ド”と“移動ド”“固定ド”と“移動ド”難易度3★★★☆☆___________ 今回は「“固定ド”と“移動ド”」について書いてみましょう。 「固定ド」「移動ド」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? たとえば「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」というメロディがあるとします。 これはkey=Cと言えますね。 それを全音上げるとkey=D「レ、ミ、ファ#、ソ、ラ、シ、ド#」となります。 実際は「レ、ミ、ファ#、ソ、ラ、シ、ド#」と鳴っているのですが、 いきなりこれだけ聞くと、絶対音感の無い人(無い人のほうが多いと思いますが)であれば、 「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」のように聞こえますよね? これが「固定ド」と「移動ド」の違いです。 「固定ド」はkeyに関係なく、忠実に「レ、ミ、ファ#、ソ、ラ、シ、ド#」と読みますが、 「移動ド」は「ド」という基準を「レ」にずらして 「レ、ミ、ファ#、ソ、ラ、シ、ド#」を「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」と読みます。 つまり、「移動ド」はどんなkeyでも 最初(基準)の音を「ド」と読みます。 たとえばkey=Fならば、「ファ」を「ド」と読むので、 「ファ−ソ−シb−ド〜♪」のようなメロディを 「ド−レ−ファ−ソ〜♪」と読みます。 「移動ド」は移調楽器などの楽譜を読むには便利ですが、 転調の多い曲では大変かもしれませんね
→わくわく作曲先生「作曲87の法則」へ戻る | |||
よくある質問|作曲ノウハウ|コミュニティ Waimプロデュース 4th-signal MusicのTOPページ Copyright(C) 2003-2014 4th-signal Music All rights reserved このサイト内の音楽、画像、文章の無断使用はご遠慮下さい。 |