■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > 打ち込みでノリを出す方法打ち込みでノリを出す方法難易度3★★★☆☆___________ 今回は「打ち込みでノリを出す方法」について書いてみましょう。 前回は「グルーブクオンタイズ」という方法を使った“ノリ”の出し方を紹介しましたが、 今回はもっと根本的なことです。 以前、ドラムの“ノリ”を出すには、 ベロシティ(ドラムをたたく強さ)が重要ということを書きましたが、 これは全ての楽器に言えることです。 たとえばピアノならば、鍵盤を弾く強さ、 ギターやベースならば、弦をはじく強さが重要です。 ギターを8分音符で「ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ」と弾くよりも、 ベロシティで強弱をつけて、「ジャッ、ツッ、ツッ、ジャッ」と弾く方が “ノリ”が出ますよね。 これを打ち込みで表現します。 言い換えれば、アクセントを意識するということです。 手弾きでリアルタイム入力できるならば、 アクセントを意識して演奏しながら打ち込みます。 ステップ入力ならば、いったん入力した後で あとからベロシティを調整すると良いでしょう。 そしてもう一つ、「音の長さ」も大切です。 音符の微妙な長さによっても、“ノリ”は変わってきます。 たとえば8分音符で「ジャン、ジャン、ジャン、ジャン」と入力したものと、 「8分音符を20%ほど短くした音符」で「ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ」 と入力したものとでは、“ノリ”が違いますよね。 この「音の長さ」は、オルガンやブラスなど、 あまり減衰しない音のほうが、違いが分かりやすいです。 以上のように、「ベロシティ、音の長さ」、 そして前回紹介した「音のタイミング」によって、 ノリは大きく変わってきます。 なかなか打ち込みで“ノリ”が出せないという時は、 この3つを意識してみてください。
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