■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > 作曲/アレンジの手順作曲/アレンジの手順難易度3★★★☆☆___________ 今回は「作曲/アレンジの手順」について書いてみましょう。 作曲やアレンジの方法は、作曲者によって様々です。 人によっていろんな方法がありますが、 今回は、僕がオススメする「作曲/アレンジの手順」を紹介します。 日本のポップスでは「Aメロ−Bメロ−サビ」という構成が多いです。 そのため、曲を作曲するときは「Aメロ → Bメロ → サビ」の順で作ると思われがちですよね。 もちろん、そういう作り方も良いのですが、 僕のオススメは、曲のメインである「サビ」から作ることです。 まずは「サビ」を自由に全力で作り、 その「サビ」とのバランスを考えて「Bメロ」、「Bメロ」とのバランスを考えて「Aメロ」のように 逆算して作っていくと、曲全体のバランスを取りやすくなります。 アレンジも同様です。 まずは「ドラムとベース」で全体の土台を作った上で、 その他の楽器を加えていきます。 その際、曲の最初から順に作っていっても良いのですが、 オススメは「メインになる場所」から作っていきます。 メインになる場所とは、一番盛り上がる場所と言っても良いでしょう。 多くの曲は「曲の最後のサビ」が一番盛り上がる部分なので、 まずはこの場所をアレンジします。 一番盛り上がる部分なので、楽器数なども 最も多くなると思います。 (もちろん、曲によって異なる場合もありますが) メインになる場所が出来上がれば、 その場所とのバランスを考えて、2コーラス目のサビ、1コーラス目のサビ、 Bメロ、Aメロというようにアレンジしていきます。 この時、メインになる場所から“楽器を間引く”という感覚で作っていくと バランスを取りやすいですよ。 以上のように、まずはゴールを設定し、 そこから逆算して作っていくという方法がオススメです。 作曲やアレンジは、自分に合った方法で進めれば良いのですが、 このような方法があることも、知っておくと良いですよ。
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