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ロー・インターバル・リミットとは

難易度5★★★★★
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今回は、「ロー・インターバル・リミット」について書いてみます。



「ロー・インターバル・リミット」とは、

ある2和音を鳴らす際、濁らないで聞くことが出来る最低音のことです。



これだけ聞くと、わけが分からないですよね(^^;)



一言で言うと、

「密集した和音は、低い位置で鳴らさないようにしましょう」、

ということです。



低い位置で和音を弾くならば、オクターブユニゾンや、

完全5度音程にしておくと無難です。



これだけ知っておいてもらえれば、

実用レベルでは十分です。



ですが、これだけで記事を終えると

ちょっと乱暴ですよね(^^;)



では、どういうことか、

もう少し説明していきますね。



2つ以上の音を、同時に鳴らした状態を和音と言います。

和音にすることで、単音で弾いた時よりも

豊かな響きになります。



これは、2つの音が持つ波長が、調和するためです。



ですが、低い音域で和音を鳴らすと

うまく調和しない現象が起きてきます。

この限界ギリギリの低さが、「ロー・インターバル・リミット」です。



なぜ、低音では調和しにくくなるのかというと、

低音の方が、倍音成分が多くなり、

この倍音が邪魔をするからです。

余計な音が聞こえる状態になるんですね。



※倍音については、こちらの記事も参考にしてください。
 ヴォーカルを豊かな声質にする方法



「ロー・インターバル・リミット」は、

実際に、どのくらいの低さで、どの2和音を弾くと濁るのか

計測結果が出ています。



ですが、倍音成分は楽器によって異なります。

聞く人の個人差によって、濁るかどうかも変わるでしょう。

そのため、実際の響きを確認しながら

確かめることをオススメします。



響きがあやしいと思ったら、

2音のインターバルを広げたり、

少し高い位置に変更してみましょう。




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