■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > 1/fゆらぎをメロディに応用する方法1/fゆらぎをメロディに応用する方法難易度2★★☆☆☆___________ 今回は「1/fゆらぎをメロディに応用する方法」について書いてみます。 最近、「1/fゆらぎを、メロディに応用する」という考え方を耳にしたので、 どういうものか紹介しますね。 まず、「1/fゆらぎ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、 難しい理論は抜きにして、簡単に説明しておきます。 「1/fゆらぎ」は、自然界に多く存在しています。 たとえば、「そよ風」を思い浮かべてみて下さい。 いろんな強さの風が吹きますが、 風の吹く「強さと回数」を計測すると、 「平均的な強さ」の風が吹く回数が 最も多くなります。 吹く回数が次に多いのは、 平均よりもやや強い(弱い)風です。 そして、時々、突風が吹きますが、 突風が吹く回数は、かなり少なくなります。 このように、平均から遠ざかるほど、回数も減る、 というバランスが「1/fゆらぎ」です。 こんな扇風機もありますよね(^^;) これを、メロディ作りに応用する考え方があります。 たとえば、メロディの中で 8分音符を使う頻度が、最も多かったとしましょう。 この場合、次に使う頻度が多い音符は4分音符、 その次に使う頻度が多い音符は2分音符、のような感じです。 「最も使う音符」から遠ざかるにつれて、 使用頻度も少なくなる、というバランスです。 音程でも同じような考え方が出来ます。 「ド-レ」などの「2度音程」のメロディが最も多かったならば、 次に使う頻度が多い音符は「3度音程」、 その次は「4度音程」、という感じですね。 このような作り方をすると、 1/fゆらぎの法則に従うことになるので、 癒されるメロディになる可能性があります。 たまには、こんな事も考えながら作曲するのも、 面白いと思いますよ。
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