■わくわく作曲先生HOME > DTM、作曲、レコーディングの豆知識 > 主役パートを意識する主役パートを意識する難易度2★★☆☆☆___________ 今回は「主役パートを意識する」ということについて書いてみましょう。 曲調にもよりますが、アレンジをするとなると、 いろんな楽器を加えて行きますよね。 ですが、楽器数が多くなると、 バランスを取りにくくなることは無いでしょうか? アレンジをする際には、「主役は何か?」ということを 意識しておくことが大切です。 言い変えれば、「一番聴いてほしいパートは何か」ということです。 「歌モノ」であれば、主役はヴォーカルですよね。 よって、ヴォーカルが活きるように、 その他の楽器を配置します。 たとえば、ピアノが独自のリズムを刻んでいると、 ヴォーカルのメロディを邪魔することがあります。 このような場合は、主役であるヴォーカルを優先させて、 ピアノの刻み方を微調整しましょう。 「歌モノ」のイントロや間奏でも 考え方は同じです。 まずは、どのパートが主役か(一番聴いてほしいか)を決め、 その主役が引き立つように、 他の楽器を微調整しましょう。 たとえば、間奏でギターソロが入るならば、 ギターが主役ということですね。 なお、この考え方は、 アレンジだけでなく、ミキシングでも同じです。 「全ての音を聞いてもらいたい」という気持ちは分かりますが、 その中でもやはり、主役をしっかり聞こえるようにしておく必要があります。 たとえば、主役パートを聞こえやすくするために、 その他のパートは、「パン」を少しずらしたり、 音量を抑えたり、 「EQ」で周波数帯を少しずらしたりして、 主役がしっかり聞こえるようにしましょう。 このように、主役を意識すると バランスを取りやすくなりますよ。
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