EQ調整のコツ

EQ調整のコツ


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今回は「EQ調整のコツ」について書いてみましょう。


これまでも、「EQによって周波数帯をズラすことが大切です」という話をしてきましたが、

今回は少し詳しく紹介しますね。


EQを使ったことが無ければ、今回の話は難しいかもしれませんが

がんばって読んでみてください!


「EQ」とは「イコライザー」という

周波数帯ごとに、音量を調整できるエフェクトのことです。


たとえば、高音域をよく聞かせたいという時には、

EQによって高音域をブーストすればOKです。

中音域が“うるさすぎる”と感じれば、

EQによって中音域をカットすれば良いということですね。

(※EQで音量を持ち上げることを「ブースト」、 
  抑えることを「カット」と言います。)


まずは、各楽器によって、

周波数帯を意識する必要があります。

たとえば、アコースティックギターを例に挙げてみましょう。


ギターを「ジャ〜ン」と弾いた時、

「ジ」部分の“アタック感”を強調したい時には、

「ジ」が含まれている周波数帯をブーストします。


「ャ〜ン」部分の“余韻”を強調したい時には、

「ャ〜ン」が含まれている周波数帯をブーストします。


強調ではなく、抑えたい時は、この逆の動作ですね。

このようにして、各楽器を「聞かせたい音」に近づけます。


そして、曲全体の中で、各楽器を聞こえやすくするためには、

「ブーストする周波数帯同士」が、

重ならないようにすることがポイントです。


特に気を付けるべきなのは、

バスドラとベースでしょう。


この2つは、周波数帯が似ているので、

「ブーストする周波数帯」をズラす必要があります。


たとえば、バスドラの強調したい周波数帯が

「50Hz」だったとしましょう。

この場合、「50Hz」をブーストします。


ですが、ベースの強調したい周波数帯も

「50Hz」だとしたら、どうしますか?


ベースも「50Hz」をブーストすると、

バスドラとベースが、お互い聞きづらくなります。


こういう時は、バスドラとベースの

「どちらを主に聞かせたいか」を決め、

聞かせたい方を優先させます。


バスドラを重視するならば、

ベースは、「50Hz」を少し避けてブーストさせます。


このように、強調する周波数帯が重ならないようにすることで、

各楽器が聞きやすくなります。


ミキシングする際には、

是非このことを意識しておいてくださいね(^◇^)ノ


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