ボーカルをミキシングする際の音量調整

ボーカルをミキシングする際の音量調整


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今回は、「ボーカルをミキシングする際の音量調整」について書いてみます。


ボーカルをレコーディングし、編集する際、

音量のムラを直す必要があります。

ムラがあると聞きづらいですからね。


ムラを直すには、大きく分けて

2つの方法があります。


まずはボリュームを調整する方法です。


分かりやすい例で言うと、

「Aメロ」を歌った音量と、「サビ」を歌った音量では、

音量が異なる場合が多いですよね。


こういう場合は、録音の時点でマイクを調整する(Aメロ、サビを別録り)か、

DAWソフトで、「Aメロ」の音量を少し上げて、

「サビ」と同じくらいの音量になるように調整します。


DAWで調整する場合は、オートメーションという機能を使い、

音量の変化を記憶させておくと便利です。


一方、このような大きな流れの調整ではなく、

もっと短い時間(歌詞1文字くらい)の細かいムラを調整する時には、

コンプを使うと便利です。


コンプは、音を圧縮するエフェクトですが、

レコーディングした音を圧縮することで、

音量を平均化できます。


そして、圧縮した分、

全体的に音量を上げれば、

細かい音量のムラを抑えることができます。


以上の2つの方法が一般的ですが、

「手コンプ」という方法もあります。


これは、細かいムラの修正を

コンプを使うのではなく、手作業でボリューム調整するというものです。

「手動のコンプのようなもの」ということですね。


コンプを使うと、音を圧縮するため、

どうしても音質が変化してしまいます。


コンプで圧縮するには、ムラが大きすぎる部分や、

音質変化を避けたい時に、

手コンプは有効です。


手コンプは、基本的にはじっくり時間をかけて

オートメーションを書き込んでいく作業をしますが、

最近では、自動で手コンプをおこなってくれるソフトもあります。


なお、手コンプをおこなったあとで、

うっすらとコンプをかけて仕上げるという方法も“有り”です。


以上のような方法で、音量のムラを抑えましょう。

是非活用してくださいね(^◇^)ノ


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