弦楽四重奏の簡単な作り方

弦楽四重奏の簡単な作り方


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今回は、「弦楽四重奏の簡単な作り方」について書いてみます。


弦楽四重奏とは、4つの弦楽器だけで構成される演奏形式です。

一般的には、高音域をバイオリン2本、

中音域をビオラ、

低音域をチェロが担当します。


弦楽四重奏を作るには、対位法と呼ばれる理論や、

バイオリン、ビオラ、チェロの特性を知っている必要があります。


本格的に作るには敷居が高いですが、

簡単な理論を知っておくだけで

弦楽四重奏らしく作ることも可能です。


今回は、その方法を紹介します。


まずは、「CM7 - Am7 - Dm7 - G7 - ...」のように、

4和音コードでコード進行を作ります。


そして、各コード構成音の、上2声を「バイオリン」の音域に、

第3声を「ビオラ」、第4声を「チェロ」の音域に合うように移動(転回)させます。


(※各楽器の使用可能音域については、いろんな書籍などに載っているので、
  ここでは省略させていただきますm(_ _)m )


たとえば「Dm7(レ、ファ、ラ、ド)」というコードならば、

まずは低音担当である「チェロ」にルートを担当させたいので、

チェロで「レ」を弾きます。

この時、チェロの使用可能音域に収まるように注意してください。


次に、「第1バイオリン」にメロディを担当させます。

「第2バイオリン」と「ビオラ」は、

コード構成音を担当させます。


メロディの中心となる音が「ド」だとすれば、

「第2バイオリン」と「ビオラ」は、残りの2声「ファ、ラ」を弾きます。

この時も、各楽器の使用可能音域に収まるように注意してください。


この状態で、4つの楽器を鳴らせば

「Dm7(レ、ファ、ラ、ド)」が鳴りますね。


あとは、上記の音を中心として、

少しずつ変化をさせていきましょう。


この時、メロディは「第1バイオリン」に任せ、

その他のパートは、コード構成音(レ、ファ、ラ、ド)内で動かすようにすると、

バランスを取りやすいです。


慣れて来れば、コード構成音以外の音も取り入れながら、

変化を付けていきましょう。


コード構成音以外の音を取り入れる時には、

スケール(今回の例ならばC-メジャースケール)内の音を使います。


このように、最初にコード進行を作っておくことで、

「土台」が出来上がります。


その土台を基本として変化を付けていけば、

ブレない曲に仕上がります。


機会があれば、チャレンジしてみてくださいね(^◇^)ノ


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